災害ボランティア活動は、支援を求める被災された方がたのニーズと、支援をしたいという方がたの熱い思いによって成り立っています。このお互いの思いがすれ違うことがないよう、災害ボランティア活動を希望される方は、次の点にご留意ください。
1.正しい情報を入手しましょう!
被災地の状況は、それぞれ異なります。混乱を最小限にしたり、ニーズ量等の理由により、一日当たりの受け入れ人数を制限している場合がありますので、事前に的確な最新の情報を入手してください。
特に、被災地に設置される災害ボランティアセンターの多くは、ホームページ、フェイスブック、ツイッターなどを通じて、ボランティア募集情報を発信しています。また、全国社会福祉協議会の
被災地支援・災害ボランティア情報では、災害ボランティアセンターの設置情報なども発信していますので、ご確認ください。
2.十分な準備をしましょう!
活動時の服装として、津波による水害にともなう泥出し、片付けの作業を行う場合には、防塵マスク、厚手で長めのゴム手袋、長靴などが必要となります。コンタクト使用の方は、ゴーグルがあると安全です。
3.ボランティア活動の保険に加入しましょう!
災害ボランティア活動は、特に事故が起こる可能性が高くなります。
ボランティア自身の補償だけでなく、被災された方の住宅での清掃活動中、誤って大切にしていた飾りや置物などを壊してしまった場合などの損害賠償責任も補償されますので、必ずボランティア活動保険にご加入ください。
また、加入の際は、地震や噴火、津波でも補償される「天災・地震補償プラン」にご加入されることをお勧めします。
加入受付など詳しくは、
『ボランティアとは』の『周南市ボランティアセンターの紹介とお知らせ、⑥ボランティア活動の保険受付』のページをご確認ください。
4.識別できる服装
被災地に設置された災害ボランティアセンターでは、身分証明書等の携行や所属する団体・グループ等の腕章・ビブスや名札シール等をつけ、その人がボランティア活動中であることが識別できるよう呼びかけていますので、ご協力ください。
5.支援物資は必要?
支援物資は、現地で必要とされていて、なおかつ必要な時に、必要な場所まで届けられる場合に限り、送付してください。
被災地に、個人から多くの物資が送られると、量の多さや物品の仕分けの困難さ等でせっかくの善意がかえって、被災地に大きな負担をかける恐れがあります。
現地の状況をよく確かめて、必要とされている場合のみ送付することが大切です。
6.募金も大切な支援
被災地でのボランティア活動が変化しているなか、被災地では活動するだけでなく、募金も大切な支援の一つとなります。
募金には、被災された方々に直接お見舞金としてお渡しする「義援金」と、被災地を支援する団体等の活動資金として活用される「支援金」があります。
義援金受付に関する情報は、本会の
『赤い羽根共同募金運動』のページにも掲載をしていますので、ご確認ください。